先に結論
すべてを時系列に並べなくても、「好きな表情」「いつもの場所」「家族との時間」の3章に分ければ、日常の記憶を中心にした一冊にまとめられます。
01
最初に全体の流れをつかむ
- 1今見返せる写真を10枚だけ集める
- 2自分で1枚選び、同居する家族がいれば、それぞれにも1枚ずつ選んでもらう
- 3小さな冊子の下書きを作り、注文は後から決める
02
実際に作業するときの手順
途中で休みながら作れる小さなフォトブック
商品の仕様を確認する日、写真を選ぶ日、注文画面に並べる日を分けると、一度に多くの写真を見ずに進められます。最小ページ数はサービスによって異なるため先に確認し、今見られる写真だけで下書きを保存します。
用意するもの
- 元写真を複製した作業用フォルダー
- 今見返せる写真10〜15枚
- 選んだフォトブックサービスの注文画面または公式アプリ
- 普段の呼び名と短い思い出のメモ
- 位置情報が残っていないことを確認した送付用コピーと、作業を中断した位置を書くメモ
元写真を残し、作業用の写真だけを分ける
元データ一式を2か所に保存してから、見られる写真だけを作業用フォルダーに複製します。元フォルダーでは削除、補正、並べ替えをせず、作業がつらくなったら作業用だけ閉じられる状態にします。
確認:作業用フォルダーを消しても、元写真が2か所に残るなら安全に始められます。
商品ページで寸法・ページ数・保存条件を確認する
注文先の商品ページで「フォトブックを作る」へ進み、仕上がり寸法、縦横、最小ページ数、価格、下書きの保存期間を確認します。12ページを選べない商品なら、16ページや24ページなど実際に選べる最小ページ数を選び、空白を許せるレイアウトを使います。
確認:寸法・縦横・ページ数・価格・下書き保存の条件をメモできれば商品を決められます。
今見返せる写真だけを注文画面にアップロードする
1回15分を目安に、作業用フォルダーから写真を10〜15枚だけ選びます。自分以外の人や写真館が撮った写真は、複製して印刷サービスへ送ってよいか撮影者に確かめてください。人が写っている場合は、その本人にも冊子への掲載について確認します。元写真は変えず、外部へ渡すコピーから位置情報を外してください。iPhoneは[共有]→[オプション]→[位置情報]をオフにし、Androidなど表示が異なる端末では、位置情報を除ける機能でコピーを作ります。自分宛てに試しに送り、受信したファイルの詳細に地図や座標がないことを確かめてからアップロードします。詳しい手順は、関連記事「ペット作品を依頼するときの写真の選び方」も確認しておきましょう。
確認:元写真が別に残り、撮影者と写っている人から必要な許可を得て、位置情報を除いたコピーだけが注文画面に表示されているかを確かめます。
時系列にこだわらず、見返しやすい順に並べる
最初に好きな表情、続いて食事や遊び、家族と過ごす日常、最後に休んでいる姿が来るよう、注文画面に写真を配置します。基本は1ページに1枚です。写真が足りないページは無地の背景と短い言葉だけにし、空白を埋めるために見たくない写真まで探す必要はありません。
確認:見開きごとに眺め、気持ちの負担が大きい写真に突然切り替わらない流れになっているかを確かめます。
安全線と文字をページごとに確認する
写真を選択し、顔、耳、足先が注文画面の安全線より内側に入るよう拡大率と位置を調整します。文字欄には「朝はこの窓辺が定位置」のような20字ほどを1行だけ入力し、プレビューで文字切れ、写真の警告表示、名前の誤字を見ます。
確認:全ページで重要部位が安全線内にあり、警告表示と名前の誤りがなければ進めます。
プレビューを見たら、下書きを保存して閉じる
「プレビュー」で表紙から裏表紙まで一度めくり、「下書き保存」「編集を保存」などのボタンで保存します。保存できたら編集画面を閉じ、もう一度ログインして「下書き」「編集中の商品」などの一覧から開き直してください。写真、文字、ページ順が残っていることと下書きの保存期限を確かめ、再開方法もメモに残します。その日に購入する必要はありません。
確認:下書きを開き直し、写真、文字、ページ順が残っていれば、その日の作業は終わりです。
表紙が本文とは別で、本文が16ページの商品を選んだ場合の配置例
- 表紙(本文外):好きな横顔と普段の呼び名。表紙がページ数に含まれる商品では、本文の配分を調整する
- 1ページ:名前と作成年だけの扉
- 2〜5ページ:迎えた頃の1枚と家の定位置
- 6〜11ページ:食事、遊び、散歩、家族との日常を1ページ1枚
- 12〜15ページ:いつもの寝顔、家族が選ぶ1枚、短い1行、無地ページ
- 16ページ:結びの一言。下書きを保存し、注文は後から決める
03
準備するときに確認したいこと
- 今見返せる写真だけを、作業用のフォルダーに複製する
- 最期の時期の写真を入れるかどうかは、一人ひとりの気持ちに合わせて決める
- 説明を重ねるより、普段の呼び名や短い思い出を添える
04
つまずきやすい点と対策
完成期限を先に決め、負担の大きい写真まで一度に見返そうとしない。
一般的な追悼の言葉や表現を、無理に入れようとしない。
05
よくある質問
家族と入れたい写真が違うときは?
共通の一冊には1人1枚ずつ選んだ写真を入れ、個別の一冊は編集データを複製して後から作る方法があります。全員の希望を無理に一冊にまとめる必要はありません。
添える文章が思い浮かばないときは?
名前、年月、好きだった場所だけでも一冊は作れます。家族が普段使っていた呼び名や、会話の中の一言を添えるのも自然です。