先に結論
iPhoneならiMovie、AndroidならGoogleフォトを使い、1分ほどの動画にまとめられます。素材を見返す作業が難しいときや、色味、字幕、音量を整えたいときは、必要な部分だけ編集を任せる方法もあります。
読み進める前に
目的に合う進め方を選ぶ
01
最初に全体の流れをつかむ
- 1今見返せる素材に印を付ける
- 2必ず入れたい4つの場面と、避けたい表現をメモする
- 3短い試作で仕上がりを確認し、難しければ信頼できる人に見てもらう
02
実際に作業するときの手順
iPhone・Android別|声と日常を1分の動画にまとめる
素材を保存する日、選ぶ日、編集する日を分け、iPhoneではiMovie、AndroidではGoogleフォトを使って1分の動画を作ります。今見られる写真と動画だけを使い、鳴き声や足音が聞こえる音量に整えます。最初に作るのは、自分や家族だけで見る版です。
用意するもの
- 2か所に保存した元写真・元動画
- 作業用に複製した写真6枚と動画3本まで
- iMovieを使えるiPhone・iPad、またはGoogleフォトを使えるAndroid
- 入れたい場面・避けたい場面のメモ
- イヤホンと端末本体のスピーカー
共通の手順1
共通:元データを残し、作業用の素材だけを分ける
元の写真と動画を2か所に保存した後、今見られる写真6枚、動画3本までを作業用フォルダーに複製します。自分で選ぶのが難しい日は、信頼できる人に「元気だった頃の日常だけ」「最期の場面は入れない」などの条件を伝え、候補だけを選んでもらう方法もあります。
確認:作業用フォルダーを閉じても元データが残り、候補が9点以内に収まっていれば編集を始められます。
共通の手順2
共通:1分を4つの場面に分ける
0〜5秒は名前、5〜20秒は家での日常、20〜50秒は好きな行動、50〜60秒は穏やかな表情という流れを作り、写真6枚と短い動画3本を振り分けます。動画は必要な部分だけを使ってください。最期の時期の映像は別に考え、今決められない場合はいったん入れずに進めます。
確認:4つの場面に使う素材が少なくとも1点ずつ決まっていれば、空白の区間が残っていても編集を始められます。
iPhoneの手順1
iPhone:iMovieに素材を入れて順番を整える
共通手順で用意した作業用素材を、iMovieに追加します。[新規プロジェクトを開始]→[ムービー]から作業用素材だけを追加し、長押ししたまま4つの場面の順に並べます。
確認:作業用の9点以内の素材だけが、決めた4つの場面の順に並んでいるかを確かめます。
iPhoneの手順2
iPhone:長さ・文字・音を整えて保存する
写真や動画をタップし、黄色い枠の端で長さを調整します。写真の自動ズームで顔や耳が切れる場合は、開始・終了の画角を直すかKen Burnsを解除してください。[タイトル]は名前と年月など1行に絞り、[オーディオ]の音楽は鳴き声や足音より小さくします。[完了]→共有→[ビデオを共有]から、1080pを目安に別ファイルで保存します。
確認:文字が顔や体を隠しておらず、生活音が聞こえ、写真アプリで最後まで再生できるかを確認します。
Androidの手順1
Android:Googleフォトでハイライト動画を作る
同じ作業用素材を、Googleフォトのハイライト動画に追加します。[作成]→[ハイライト動画]→[コンテンツを選択]から、作業用素材だけを追加してください。この機能が表示されない端末では、標準ギャラリーや別のアプリを使うか、編集を依頼する方法があります。利用できる場合は、長押しして4つの場面の順に並べ替えます。
確認:編集画面に作業用の素材だけを、合計1分前後になるように並べ、自分が見返しやすい順番になっているかを確かめます。
Androidの手順2
Android:文字・音楽・長さを整えて保存する
各素材の長さを調整し、追加アイコン→[テキストを追加]から名前と年月など1行だけを入れます。[音楽を追加]と[音量]で、鳴き声や足音がはっきり聞こえるところまで音楽を下げてください。最初から通して確認して[保存]を押し、Googleフォト以外の再生アプリでも最後まで再生できるか確かめます。
確認:文字が顔を隠しておらず、生活音が音楽に埋もれず、保存した動画を最後まで再生できるかを確認します。
共通の手順3
共通:家族だけで見る版を一度確認して閉じる
まず、自分または家族だけが見られる場所に保存します。黒い画面、音のずれ、名前の誤字、意図しない場面がないか、一度だけ確認しましょう。自分で見ることが難しい場合は、信頼できる人に、その4点だけを確認してもらう方法もあります。公開版が必要になったときは、家族版をそのまま使わず、公開してよい場面だけを複製して別に作ります。
確認:完成した動画と編集前の元データが別々に残り、公開範囲も意図した設定になっていれば、その日の作業は終わりです。
1分の非公開動画構成例
- 共通構成:0〜5秒は普段の呼び名、5〜20秒は朝の窓辺、20〜50秒は好きな行動、50〜60秒は穏やかな表情
- iPhone:写真のKen Burnsを調整し、歩く動画で足音が入っている区間には音楽を入れない
- Android:ハイライト動画で似た写真を1枚外し、名前の文字を冒頭だけに置く
- 音量:名前を呼ぶ声と振り向く場面では、声が音楽よりはっきり聞こえるまで音楽を下げる
- 確認:自分で見るのが難しい日は、黒画面・音ずれ・誤字・意図しない場面の4点だけを家族へ頼む
- 公開範囲:まずは自分か家族だけで見る。公開版は必要になってから別に作る
03
準備するときに確認したいこと
- 鳴き声や足音が聞こえるよう、音楽の音量を抑える
- 最期の時期の映像を入れるかどうかは、家族と先に確認する
- 自分や家族で見る版と、公開する版を分ける
04
つまずきやすい点と対策
素材を選ぶ期限や、完成した動画を公開する日を先に決めない。
音楽に合わせるために、日常の映像を細かく切りすぎない。
05
よくある質問
動画をまだ見返せないときは?
写真だけで動画を組み、音声の確認は信頼できる人や編集者に任せる方法があります。完成した後も、すぐに自分で再生する必要はありません。
SNSに載せてもよいですか?
家族の顔や会話、音楽の利用条件、位置情報を確認したうえで、公開用の別ファイルを作ります。家族版から公開してよい場面だけを切り出し、iPhoneでは共有時の[オプション]で位置情報を外してください。Androidなど表示が異なる端末は、実際の投稿方法でコピーを自分宛てに送り、受信ファイルの詳細を確認します。撮影場所の情報が残っていたら、端末の位置情報除去機能か、位置情報を含めず別ファイルに書き出せる編集機能で削除し、もう一度確かめます。限定共有は閲覧者を絞るだけで、位置情報の削除にはなりません。