先に結論
構成に迷ったら、時系列を土台にしましょう。その途中に『寝顔』『散歩』『家族』などの短いテーマページを挟むと、流れを保ちながら単調さを抑えられます。
01
最初に全体の流れをつかむ
- 1写真を年月順に仮配置する
- 2似た場面が続く部分だけテーマでまとめる
- 3見開きごとに主役写真を1枚決める
02
実際に作業するときの手順
本文24ページの見開き構成を作る方法
表紙を除く本文24ページに、40枚前後の写真を入れる想定で進めます。利用するサービスが表紙もページ数に含める場合は、その分を本文から差し引いてください。扉ページと結びのページに1ページずつ使い、残りの22ページを、見開きの境目に合わせて4つの章に分けます。テーマ見開きも各章のページ数に含めます。
用意するもの
- 採用写真40枚前後
- 付箋12枚またはページ編集画面
- 年月と出来事のメモ
- 短い文章候補
本文24ページを4つの章に分ける
注文画面で表紙と本文の数え方、左右ページの表示を確認します。ここでは本文の1ページ目を扉、24ページ目を結びとし、2〜7ページを『出会い』、8〜13ページを『いつもの日々』、14〜19ページを『季節と節目』、20〜23ページを『今』に割り当てます。4章は6・6・6・4ページで、章が見開きの途中で切り替わらない配分です。寝顔や家族などのテーマ見開きも章の中に含めます。表紙込み24ページの商品なら、注文画面の見開き境界に合わせて配分し直します。
確認:すべての本文ページをいずれかの章に割り当て、見開きの途中で章が切り替わっていないか確認します。
最初と最後の1枚を先に決める
最初は顔と目がはっきり分かる写真、最後は眠る姿、後ろ姿、家族との1枚など余韻の残る写真を選びます。どちらも文字を重ねず、四辺に余白のある写真を優先します。
確認:本を開いたときに主役がすぐ分かり、閉じるときには余韻が残る2枚を選びます。
章の中で年月順に仮配置する
撮影年月が分かる写真は古い順に置き、不明な写真は季節や体格を手がかりに近い章に仮置きします。編集用メモには『時期不明』と残し、完成本文に推測の日付を印刷しません。季節まで確かな場合だけ『春ごろ』などと記し、生活の流れが自然に見える順序を優先します。
確認:前後の写真で体格や季節が大きく逆戻りせず、暮らしの変化を自然に追えるか読み返します。
似た場面をテーマ見開きにまとめる
寝顔、散歩、好きなおもちゃなど、時期をまたいで似た写真が4〜6枚ある場合は、その章に割り当てたページの中で一つの見開きに集めます。時系列を崩すのは見開き2組までにし、テーマ名は『窓辺の午後』など短くします。テーマ見開きも章のページ数に含め、追加ページとしては数えません。
確認:同じ構図が続かず、テーマ見開きだけを見ても、その子らしい習慣が伝わるかを確認します。
通常の見開きは大きな写真1枚を主役にする
テーマ見開き以外は、最も見せたい写真を片側いっぱいに置き、反対側に補足写真を1〜2枚置きます。4〜6枚を集めたテーマ見開きは均等な小枠に分け、通常の見開きで使う『大きな写真1枚+小さな写真1〜2枚』の配置にはしません。どちらも顔を綴じ目に置かず、縦横比が違う写真は無理に切らず余白を残します。
確認:通常の見開きでは主役写真を1枚に絞り、テーマ見開きでは4〜6枚のどれも小さくなりすぎていないか確認します。
説明ではなく、その日の記憶を一言添える
『2024年5月、初めての公園』という事実に、『草の匂いをずっと確かめていたね』のような記憶を1文だけ添えます。1か所40字程度までにし、すべてのページに文章を入れる必要はありません。
確認:写真だけでは分からない記憶が言葉で補われ、文章を読まなくても場面が伝わる大きさで写真を配置します。
24ページ・4章構成の割り振り例
- 表紙(本文外):現在の正面写真/本文1ページ:扉
- 本文2〜7ページ:出会い(3見開き・6ページ)
- 8〜13ページ:いつもの日々(3見開き。寝顔の見開きをこの中に含める)
- 14〜19ページ:季節と節目(3見開き。家族の見開きをこの中に含める)
- 20〜23ページ:今(2見開き)/24ページ:後ろ姿と短い一言
03
準備するときに確認したいこと
- 最初は顔が分かる1枚、最後は余韻のある後ろ姿や家族写真
- 同じ色の写真が連続しないように並べる
- 文章は出来事の説明より、そのとき感じた一言を残す
具体例
- 時系列型:お迎えの日→初めての季節→最近の一日
- 季節型:春の散歩→夏の昼寝→秋のお出かけ→冬の団らん
- テーマ型:寝顔→食事→遊び→家族との時間
04
つまずきやすい点と対策
全ページを同じテンプレートにすると図鑑のように見えます。
長文を小さな文字で詰め込まないようにします。
05
よくある質問
文字はどのくらい入れますか?
まずは1ページに1〜3行ほどを目安にすると、写真を邪魔しにくくなります。詳しく残したい出来事は、巻末にまとめてもよいでしょう。
写真の日付が分からない場合は?
季節や場所、年齢を手がかりに、おおよその順に並べれば十分です。正確な日付は推測で補わず、『春ごろ』などと書きましょう。