先に結論
最初に伝えるのは、用途、頭数、作品の仕様、希望日、好みの雰囲気、写真の状態、予算、任せられる部分の8点です。条件がそろっていれば追加のやり取りが減り、実際の依頼内容に近い見積もりを受け取りやすくなります。
01
最初に全体の流れをつかむ
- 1商品説明に答えが書かれている質問は省く
- 28項目を箇条書きにする
- 3写真は承諾を得てから送る
02
実際に作業するときの手順
そのまま送れる見積もり依頼文を作る方法
商品説明を読んだうえで、8項目を200〜350字ほどにまとめます。必ず守ってほしい部分と任せられる部分を分け、写真は送ってよいか確認してから添えましょう。依頼の条件が明確なら、最初の返信で総額を案内してもらいやすくなります。
用意するもの
- 候補サービスの商品説明と注意事項
- 主写真1枚と補足写真2〜4枚
- 希望仕様と予算メモ
- 必要日が分かる予定表
決まっている仕様と質問を分ける
商品説明から、対応できる頭数、基本サイズ、納品形式、修正回数、納期を抜き出します。すでに書かれている内容は質問せず、自分の希望が基本料金の範囲に入るか分からない点だけを質問として残します。
確認:確定している条件と、相手の回答が必要な条件が別々に並べば、見積もりで尋ねる内容が明確になります。
用途・頭数・仕様・希望日を冒頭に書く
最初の二文で『個人宅に飾る犬1頭の似顔絵』『A4のデータで、○月○日までの納品を希望』と要件を伝えます。急ぎの場合も事情を長く書かず、必要日と、難しい場合に調整できる日を記します。
確認:冒頭だけで、どのような作品を、何頭分、どの形式で、いつまでに欲しいか分かれば読みやすい文です。
必須の希望と任せられる部分を分ける
『必須:右耳の垂れ方、胸の白模様』『お任せ:背景色、文字の位置』のように項目を分けます。雰囲気は『柔らかい』『明るい』だけでなく、好みの作例番号を一つ添えます。
確認:守ってほしい部分と提案してもらいたい部分が分けて書かれていれば、希望が伝わります。
予算が上限か目安かを数字で示す
データ納品なら『追加料金を含め15,000円まで』、原画なら『額装・送料を含め15,000円まで』のように、何を含む予算かを書きます。目安として伝える場合は、『1万円前後。作風を優先したいので、2,000円ほどの超過は相談できます』と幅を示します。値下げを求めるのではなく、予算内に収めるために背景やサイズを調整できるか尋ねましょう。
確認:相手が予算に合わせた仕様を提案でき、追加費用の上限も分かる書き方なら、予算の条件が具体的に伝わります。
写真の状態と各ファイルの役割を伝える
『主写真は正面、補足1は耳、補足2は毛色の参考』と書き、加工前の元画像があることも伝えます。写真は、メッセージで送付方法を相手に確認してから送り、第三者の顔や住所が写っている部分は除きます。
確認:各写真で確認してほしい箇所が一つずつ分かり、不要な個人情報がなければ送れます。
総額・修正・納期を一度に確認する
末尾で『この条件の総額、追加料金になる項目、ラフ修正回数、納品予定日を教えてください』と尋ねます。返信後に要望を足さず、追加する場合は見積もり変更の有無を先に確認します。
確認:回答してほしい4点が明確に示され、見積もり条件が途中で変わっていなければ、そのまま依頼文を送れます。
犬1頭の似顔絵を頼む依頼文例
- 個人宅に飾る犬1頭の似顔絵を検討しています。A4のデータ納品で、9月30日までを希望します。
- 必須は右耳だけ垂れる形と胸の白い模様です。背景色と文字位置はお任せできます。作例3番の柔らかな色合いが好みです。
- 主写真は正面、補足2枚は耳と毛色の確認用です。追加料金を含む総額は15,000円を上限に考えています。
- この条件の総額、追加料金、ラフ修正回数、納品予定日を教えていただけますか。
03
準備するときに確認したいこと
- 希望だけでなく『お任せできる部分』も書く
- 予算は上限か目安かを明記する
- 急ぎの場合も理由ではなく必要日を伝える
具体例
- はじめまして。ペット作品の制作について相談します。
【用途】自宅に飾る記念作品
【頭数】猫1匹
【サイズ・納品形式】A4程度・印刷できるデータ
【希望日】○月○日まで(難しければ調整可能)
【希望する雰囲気】穏やかな表情、背景はお任せ
【写真の状態】正面・横顔・全身の写真が計4枚あります
【予算】○円以内を目安に相談希望
【任せる部分】背景色と細かな構図はお任せします。制作できるかどうか、総額、修正できる範囲を教えていただけますか。
04
つまずきやすい点と対策
『かわいく』『いい感じ』だけでは判断が分かれます。
値下げ交渉と追加要望を同時に行わない。
05
よくある質問
最初から予算を書いてよいですか?
はい。最初の相談で予算を伝えられます。『○円以内で可能な範囲を相談したい』と伝えると、仕様の提案を受けやすくなります。
複数の人へ同時に相談してよいですか?
相見積もりを受け付けているサービスなら、複数の相手へ同時に相談できます。依頼を見送る相手にも、早めに連絡しましょう。