先に結論
最初から大きな作品を目指さず、好きな写真10枚と短い動画3本を一つの場所に集めましょう。手元にある記録を見渡せるようになると、印刷、フォトブック、動画など、次に作るものを選びやすくなります。
01
最初に全体の流れをつかむ
- 1対象を1か月に絞る
- 2場面が偏らないように写真10枚と動画3本を選ぶ
- 3連番・場面名と1行メモを付け、別の場所に複製する
02
実際に作業するときの手順
30分で写真10枚と動画3本を集める
何を作るか考える前に、スマートフォンの中から写真10枚と動画3本を選び、一つのフォルダーにまとめます。30分で選び、別の場所にも複製してください。翌日にもう一度見て、どれも残しておきたいと思えたら、最初の作業は終わりです。
用意するもの
- 写真と動画が入ったスマートフォン
- 30分のタイマー
- パソコンまたは外付けSSDなど、クラウド同期とは独立した保存先
- 短いメモを残せるアプリ
1か月だけに範囲を絞る
最初から全期間をさかのぼらず、直近1か月や誕生日のある月など、ひと続きの期間を一つ選びます。写真アプリでその月を開き、スクリーンショットや似た連写を候補から外します。選ぶ時間は15分で区切り、残りは次回に回しましょう。
確認:探す期間が一つに決まり、同じ場面の連写を候補から減らせていれば、範囲を絞れています。
場面が偏らないように写真を10枚選ぶ
顔、全身、家族と過ごす場面、遊びや食事、好きな場所から、それぞれ2枚ずつを目安に選びます。ピントが完璧かどうかだけでなく、その子らしい耳や尾の動きが伝わる写真も残しましょう。同じ構図は3枚以上入れないようにします。
確認:10枚に、顔・全身・日常の様子・家族との関わりが含まれ、同じ場面に偏っていない。
動きと音の動画を3本選ぶ
歩く・遊ぶなど動きが分かる1本、呼び声や生活音が聞ける1本、家族との距離が分かる1本を選びます。長い動画は編集せず、まず元のまま残します。画面が暗くても音に価値があれば候補から外しません。
確認:3本がそれぞれ異なる動き・音・家族との関わりを伝えている。
連番・場面名と1行メモを付ける
iPhoneでは13件を選び、共有ボタンから[ファイルに保存]を開いて、新しいフォルダー『YYYY-MM_最初の13件』に複製します。名前は『ファイル』アプリで長押しし、[名称変更]から変えてください。AndroidではFiles by Googleで候補を長押しし、[︙]→[コピー]で専用フォルダーに複製したあと、[︙]→[名前を変更]を選びます。『01_顔_朝の窓辺』のように番号と場面を付け、メモにも『01|撮影日|朝はここで外を見る』のような1行を13件分残します。
確認:元写真を残したまま、13件の順番と場面を一覧で見分けられる。
別の場所に複製し、翌日に次の作業を決める
フォルダーをパソコンまたは外付け媒体にコピーし、コピー先から写真1枚と動画1本を最後まで開きます。クラウド同期では、端末側で削除するとクラウド側からも消える場合があるため、独立した複製の確認の代わりにはしません。翌日に見返し、プリント・フォトブック・動画のうち次に進める方法を一つ選びます。まだ選べない場合は、再確認する日を決めます。
確認:端末から独立した保存先で開けて、次に作るものが一つ決まっているか、決められない場合は再確認日が決まっている。
最初の13件の内訳例
- 写真10枚:顔2、全身2、家族2、遊び・食事2、好きな場所2
- 動画3本:歩く12秒、名前への返事8秒、家族の隣で休む20秒
- フォルダー名:YYYY-MM_最初の13件
- 次の一歩:写真2枚をL判で試し刷りする
03
準備するときに確認したいこと
- 完成品より先に、今ある素材を安全な場所に集める
- その子らしい瞬間を一つのテーマに絞る
- 1回30分以内で終わる作業に分ける
04
つまずきやすい点と対策
全データを整理してから始めようとすると完成が遠のきます。
ほかの人の豪華な作品を基準にすると、自分が残したい日常を見失います。
05
よくある質問
写真を見始めると選べなくなります。どう進めればよいですか?
削除や順位付けはせず、最初に目に留まった物を候補フォルダーに複製するだけにすると進めやすくなります。
家族と選びたい写真が違うときはどうしますか?
家族それぞれが3枚ずつ選び、共通の一冊や作品には、各自が最も残したい1枚を入れる方法があります。