先に結論
子どもとペットを正面に向かせるより、大人が見守る中で、子どもが絵本を読むそばにペットがいる場面や、距離を空けて同じ方向を見る場面、大人がリードを持つ横を歩く場面を撮るほうが自然です。撮影は3分以内で終えましょう。
01
最初に全体の流れをつかむ
- 1近づかない約束と中止の合図を家族で確認する
- 2普段から落ち着いてできる行動を一つ選ぶ
- 31人が見守り、1人が少し離れて撮影する
02
実際に作業するときの手順
子どもとペットの自然な場面を安全に撮る
撮影する人とは別に、子どもとペットを見守る大人が1人必要です。無理に触れ合わせず、同じ方向を見る、並んで歩く、少し離れて過ごすといった普段の姿を、1回3分以内で撮ります。
用意するもの
- カメラ付きスマートフォン
- 撮影せず見守る大人1人
- 普段使う本・おもちゃ・リードのいずれか
- ペットが退避できる場所
触れない約束を先に伝える
約束を理解できる子には「追わない、抱かない、顔を近づけない、寝ていたら起こさない」と伝え、ペットが近づいても、撮影中は子どものほうから触れないようにします。言葉で約束を確認できない年齢なら、保護者が子どもを抱き、ペットとは十分な距離を空けるか、柵越し・別撮りだけに限ります。
確認:子どもの年齢に合った、触れずに撮れる構図を決め、大人がすぐ間に入れる位置で見守ります。
逃げ道のある場所を選ぶ
部屋の隅へ追い込まず、ペットがベッドや別室へ自分で移動できる場所を使います。食器、ケージ入口、隠れ場所を子どもがふさがないようにし、撮影範囲のコードや転びやすい物だけを片づけます。
確認:ペットが子どものそばを通らずに、自分で別の場所へ移れる道を残します。
並ぶだけの活動から始める
子どもが絵本を読むそばで過ごす、距離を空けて同じ窓を見る、リードを持つ大人の横を一緒に歩くなど、抱っこや物の手渡しが不要な場面を一つ選びます。食べ物で近づけたり、子どもだけにリードを持たせたりしてはいけません。普段から安全に同席できない組み合わせは、同じ背景で別々に撮ります。
確認:接触や食べ物で誘導しなくても自然に成り立つ場面を一つ選びます。
3分で3つの構図を撮る
1枚目は離れた全身、2枚目は同じ方向を見る横顔、3枚目は互いの距離が分かる広めの写真にします。フラッシュを切り、笑顔や目線を繰り返し要求しません。退避する、固まる、顔を背け続けるなど普段と違う様子が見られるか、子どもが近づこうとした時点で終了します。
確認:触れずに撮れる3つの構図を用意し、どちらかに普段と違う様子が出る前に終えます。
写り込みと共有範囲を確認する
撮影後、子どもの顔、名札、制服、自宅の場所が分かるものが写っていないか保護者が確認し、家族以外に共有する写真は別に複製して、必要なら顔や自宅を特定できる背景が写らない構図に切り取ります。iPhoneは共有時の「オプション」で「位置情報」をオフにし、Androidは写真アプリの情報画面で位置情報を削除できる場合は削除してください。自分宛てに試送信した画像を保存し、情報画面に地図や座標が出ないことまで確認します。
確認:共有用データと元データを分け、試しに送った共有用画像に、顔、名札、住所、位置情報が残っていないか確認します。
絵本を見る3分撮影の例
- 見守り:大人は子どもとペットの斜め前、撮影者は約2m離れる
- 構図1:子どもと犬の全身。間隔は、犬が自由に退避でき、大人が間に入れる広さ
- 構図2:同じ絵本を見る横顔
- 構図3:柵の左右から同じ方向を見る姿。手や前足を近づけない
- 終了:退避する、固まる、顔をそらし続ける、子どもが近づこうとしたとき
03
準備するときに確認したいこと
- ペットが自分で離れられる場所を確保する
- 子どもとペット双方の姿勢と距離が同時に分かるよう、横から撮る
- 顔を出さない場合は後ろ姿や足元を残す
04
つまずきやすい点と対策
子どもだけにペットを抱かせたまま撮影しない。
眠っている、食べている、逃げているときに近づけない。
05
よくある質問
子どももペットも動いて写真がぶれるときは?
明るい場所で短い動画を撮り、動画は動画のまま残します。端末に静止画保存機能があれば一覧や小さな表示用の一コマも作れますが、印刷用の静止画としては扱わず、必要なら別日に静止画を撮ります。
子どもの顔を出さずに関係が伝わる写真を撮れますか?
十分に距離を取り、同じ方向を見る、並んで歩く、別々に撮った写真を1組にするなど、接触せず関係性を伝えられます。家族以外に送る画像は位置情報を外し、自分宛てに試送信した画像の情報画面に地図や座標が出ないことも確認してください。